名古屋市で国語塾をお探しの方へ 名古屋UP国語塾は読解、記述の基礎から難関校の過去問まで一貫指導する国語専門塾です。偏差値25UPの実績と静かに深く学ぶ環境を大切にしています。

授業コースについて

名古屋UP国語塾は国語に特化した専門塾として学年ごとに必要な読解力、記述力を段階的に育てています。

コース名対象学年主な目的特徴詳細
基礎力養成コース小1~小3語彙・読解・記述の土台づくり難関校を見据えた早期育成詳しく見る▶
難関校突破コース小4・小5志望校入試を睨(にら)んだ読解力強化段階的に実戦的な読解・記述演習詳しく見る▶
小5過去問特訓コース小5早い時期からの入試過去問の演習と詳しい解説過去問演習を前倒しすることによる難関校対策詳しく見る▶
過去問特訓合格コース小63月開始。志望校の国語中心の過去問対策土曜過去問特訓講座から発展した看板コース詳しく見る▶
訪問指導コース小1~小6通塾不要の完全マンツーマン指導塾長が自宅へ訪問し直接指導詳しく見る▶

 

国語専門塾の視点から綴る学びと考察

【教育コラム】国語力とは何か—支那の古典思想たる「陸沈」から読み解く

・「陸沈」とは何か。―俗世と徹底的に付き合う、ということ▶

最初に断っておくが本稿では歴史的、思想的文脈に基づき、あえて「支那」という語を用いる。日本の中国地方との混同を避ける、という意図もある。

支那の古い言葉に「陸沈」という言葉があります。訓読すると「陸に沈む」となります。「陸が沈む」ではありませんよ。

この言葉は海や川に沈むことは簡単だが陸に沈むのは難しいぞ、ということを意味しています。

陸に沈む、というのは、この世の人々、社会と徹底的に付き合う、ということです。引きこもって世間から逃げる、というのではない。ましてや世をはかなんで、この世と訣別することでもない。

要するに逃げずに馬鹿な世の中と十分親しく付き合うのです。そして町に沈むのです。社会の中に沈むのです。陸に沈むのです。これが「陸沈」という言葉の意味です。

どうですか。陸に沈むことは決して簡単なことではないですよね。「陸沈」という言葉の真に意味するところは経験を積まなければ分からないかも知れません。

昨今、不登校が問題になっています。あの旭川の女子中学生が被ったような想像を絶するイジメがある場合は登校をしないという選択をしても全く構わない、とわたしは考えます。

しかしながら、お子さまが、ちょっとしたことで逃げたくなるような姿勢を見せたら是非「陸沈」という言葉をプレゼントしてあげてほしいです。

「陸沈」という古い支那の言葉がなぜ今に至るまで存在していて今日の我々の胸を打つのでしょうか。

それは俗世間と徹底的に付き合う、ということは、いつの時代の誰にとっても困難なことだからです。

陸に沈むことが、どれだけ難しいことか。なにも生きづらいのは子供だけの問題ではありません。大人だって生きづらさを抱えているのです。打ち明けた話、わたしだってそうです。

人生いかに生きるべきか、という大問題は太古の昔から連綿としてある問題で古今東西の賢人たちが、あんなにも考えあぐんだ問題です。

生きることは決して簡単なことでも単純なことでもありません。喩えるなら我々は、この世で厳粛(げんしゅく)な綱渡りをしているようなものです。

この文章を読んでいるお父さまやお母さまは少なからず社会に揉まれているはずなので、わたしが述べていることが理解できるのではないでしょうか。

わたしは今日も自分の仕事を精一杯がんばろうと思います。陸に沈むべく逃げずに生きている限り働いて天寿をまっとうしたい、と思っています。

※ この文章は塾長ブログからの抜粋です。塾長ブログはこちら