お母さまへ(1)
わたしは、ある年の新春の一月末から年末のクリスマスまで名古屋市内で家庭教師として中学一年生の男の子(四月より中学二年生になっています)の勉強を指導したことがあります。
国語にかぎらず数学や英語も見ていました。その生徒さんに数学の連立方程式を教えたとき、きっと十分に理解できたからでしょう、母親に喜んで報告していた姿が印象的でした。
ある時から、その子のお母さまと指導方針についてパソコンを使ってメールのやり取りをすることになりました。とても理解のあるお母さまでわたしの指導に陰に陽に協力してくださいました。
そのやり取りを当ブログの記事の読み手にご紹介するのは決して無益なことではないと考えて現在パソコンに向かってキイをたたいています。
当ブログでの記事である「国語勉強法」は、まだまだ続きがありますが、しばらく連載はお休みにいたします。その代わり保護者のお母さまに宛てた当方のメールをご紹介いたします。
当ブログ記事を読んでくださっている方のなかに若いお母さんが、いらっしゃったら、お子さんの勉強のヒントになるかもしれません。
ただし、そうは言いつつもやり取りを掲載する際に、そのお母さまの文章は載せないことと仮名を用いて実名を特定させないことの二点を厳守することを徹底いたしました。
言うまでもないことですが家庭教師先であったご家庭のプライバシーを守るための配慮であります。だいぶ前に見た生徒さんですが念には念を入れて、ご紹介したい、と思います。
文章は原文ママと記したいところですが若干手直ししました。読者が読みやすいように少し手を入れましたが、ほとんど原文のママと言うことができます。
やり取りといっても、すでに述べたように、わたしが記した文章だけをご紹介するにすぎません。そして全部を一度に載せると長くなりますので読み手に配慮してある程度の文章量にして別けました。
実際の文章は次回以降の記事で発表していきたい、と思います。乞うご期待。