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お客さまにトコトン親切にするのはサービス業の“いろは”であり、ごく基本的なことです。塾も例外ではありません。しかし、このごく基本的な事を徹底するのは簡単ではないのです。
わたしも講師として塾に雇われていた時代に、いわゆる顧客満足度を上げるように、と口やかましく言われたものです。でも、これがなかなか難しい。
塾に来る生徒は何を望んでいるのか、というと言うまでもなく成績を上げることです。それでは講師は単に成績を上げることだけに腐心すればよいのか、というとそうではありません。
教師と生徒の間に目には見えねど強固な信頼関係を築かなければなりません。信頼関係が成績を上げるための前提条件になります。
生徒からそっぽを向かれれば、いかに良い授業をしたところで生徒は知識やコツを吸収できません。反撥している教師の言うことが素直に頭に入ってこないからです。
わたしの経験から例を挙げましょう。生徒に恐怖心を植え付けて恐怖政治のような授業をしていた某進学塾の社長の息子は熱心な教師でした。頭も悪くなかった。
けれども生徒諸君からは非道く嫌われていました。それを裏づけるかのように多くの生徒諸君が塾を辞めていきました。
何回も生徒や保護者からクレームが寄せられたのにもかかわらず彼は自分のやり方を決して変えようとはしませんでした。
何せ社長のご子息ですから、いかに多くのクレームが来ても馘首(かくしゅ)される惧(おそ)れは全くないわけです。やりたい放題でした。
昔、ビートたけしが「社長の息子は馬鹿息子と相場が決まっているのだ」と言っていましたが、なるほど、そうかもしれませんね。
しかし、それでは件(くだん)の社長の息子を批判しているお前はどうなのか、という想像力を働かせることを忘れてはいけないと思うのです。
当塾における生徒諸君と教師の関係にまで思いが至らなければ、それを著しい想像力の欠如だと非難されても有効な抗弁はできません。
当塾では生徒諸君と教師のあいだに強力な絆ができるように意識して毎回の授業を行っています。生徒諸君と教師がタッグを組むことで志望校合格を目指しています。
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