世のため人のため少しでも皆の役に立って死にたい

数年前に太平洋フェリーに乗って北海道へ行きました。画像は名古屋港近くの橋です。

塾経営を軌道に乗せるために日夜、努力をしているが、それだけでいいのか。あまりに自分のことに汲々(きゅうきゅう)としていないか。このままでは死ねない。死に切れない。

わたしに残されている時日は少ない。とうに人生の折り返し地点を過ぎている。今、仕事に邁進しているのは、むろん生徒のためもあるが他人に迷惑をかけないようにするためという理由もある。

親族、友人、知人にお金のことで迷惑をかける、という情けない事態に陥らないように今後も経済的な自立を維持したい。あの世を思うばかりで、この世をいい加減に生きたくはない。

思えば地元から名古屋に引っ越してきて自活して、すでに十年を超えた。生き馬の目を抜く都会で十年以上、自活できていることは神に感謝すべきことである。

わたしももう若くない。時折、肉体的な衰えを感じることもある。それゆえ最近いわゆる終活も改めて意識して暮らしている。少しでも世の中を良くしてから天国へと旅立ちたい。

わたしは幼い頃から死というものを意識してきた。人は誰しもいつか死なねばならない。わたしのこれまでの人生は辛かった。簡単ではなかった。それだけに、この世に未練はない。

あの美空ひばりは死にたくない、とこの世に恋々としながら死んでいった、と言われる。あれだけの成功を収めた歌手だからもっともな最期だと言える。

けれども、わたしは往生際よく死にたい。死にたくない、とこの世の富に執着して情けない死に方をしたくない。此岸(しがん)の財産や名声は彼岸には持っていけない。

それだからといって明日死ぬかも知れないから飲めや、歌えや、と欲望丸出しの上品でない生き方はしたくない。自分の生き様が世のため人のためになるよう心より願う。

それにしてもキツイ人生であった。わたしの後ろを歩く若人には少しでも快い小径(こみち)を歩いてほしい。そのために尽力できるならば、わたしにも生きた価値がある、と言えるのではないか。

以前からあることを考えている。この記事では、まだそれを記すことは時期尚早であるが塾を軌道に乗せたならば次の大きな手を打ちたい、と思っている。

わたしなりの妙手を打って、この世をより良くしたい。そのためにも目の前の仕事に真摯に取り組んで教育業界での地歩を固めたい。この世を少しでも良くして、この世とさよならしたい。

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