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中学受験を考えている親御さんにとって、お子様にどのような問題集を解かせれば実力がつくのか、という話題は関心がある話題のひとつではないでしょうか。
わたしの経験からすると国語は四谷大塚が出している学年別の『予習シリーズ』が最もいい問題集だと思います。ただし、件の問題集は3年生以下のラインナップがありません。
『予習シリーズ』は小学4年生から小学6年生までを対象につくられています。左の学年を対象にした問題集なので低学年のお子様にとって最適な問題集については別の機会に述べます。
わたしの今までの経験からすると『予習シリーズ』は小学5,6年生は、ひとまず措くとして小学4年生のお子様にとって、うってつけの問題集だと考えます。
件の問題集には説明文と物語文、それぞれの分野の問題がバランスよく収録されています。また難易度的にも難しすぎず易しすぎず、という具合でよく考えてつくられています。
わたしは大学卒業後も運転免許試験の問題から司法試験の問題まで様々な試験問題を解いているので問題の良し悪しが、よく分かります。ちなみに運転免許試験が一番劣悪な問題でした。
小学5年生以上は生徒の志望校によっては『予習シリーズ』以外の問題集を使う方がいい場合がありますが原則論でいえば、やはり『予習シリーズ』は、いい問題集だと思います。
『予習シリーズ』は二冊ワンセットの問題集です。問題と解答・解説が別々の冊子になっているのです。「解答と解説」冊子には解答用紙も収録されていてミシン目から切り離せます。
解答用紙を切り離すことは小学4年生にとっては、わくわくする作業のようです。そのうえ解答用紙が別にあり、そこに解答を記していく、というスタイルも生徒に喜ばれました。
さらに件の問題集は上巻、下巻に分かれていて週1回授業をしていくと、ちょうど一年で終わらせることができるのです。これは家庭教師時代に経験してきたので自信をもっていえます。
当塾の時間割では小学4年生の授業は1コマ90分ですが最初のうちは時間が足りないかも知れません。初めは些末な問題は端折(はしょ)るなどすれば徐々に慣れていく、と思います。
件の問題集はメルカリでも安く買うことができます。いい問題集であることは間違いないですが、それを用いて実力を伸ばすには、いい指導者に見てもらうのがベストだと考えます。
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