受験生は今の時期は問題集ではなく志望校の大昔の過去問を解くべし

今の内からお子様が過去問を解く時に時間管理を徹底して訓練するとよいと思います。

先日、東海地区も梅雨入りしましたね。うかうかしているとその内に夏休みが始まります。受験生にとって入試本番まで残されている時間は多くはありません。

受験生が梅雨の今やるべきことは志望校の過去問演習だと思います。この時期に市販の問題集は言うに及ばず塾の問題集を解くのもいかがなものかと思います。

もちろん何か考えがあって塾などの問題集を解くというなら話は別です。けれども闇雲に塾の問題集などで国語の実力を上げようとする方策は疑問に思います。

夏休みを目前に控えた今、何をすれば一番効果的でしょうか。それは志望校の過去問をとおして受験国語の力をつけていくことだ、とわたしは考えます。

さはさりながら今の時期、志望校の過去問は生徒諸君によっては難しく感じられる由。特に国語を苦手にしているお子さまには、さように感じられるようです。

たしかに実戦さながらの演習は抵抗があるかも知れません。しかし何とか乗り越えてほしいです。まず過去問を時間を計って実際に解く、という訓練を始めるべきです。

もちろん時間の管理は模試でも学べます。しかし年に数回しかない模試で十分に学ぶことは難しいと思います。常日頃から時間を意識して問題を解く訓練を重ねるべきです。

過去問演習を軸にして実力をつけるのです。時間を計って解くことで時間配分について学べます。入試には時間制限があるので受験生は時間管理の感覚を身につける必要があります。

時間の管理が上手い受験生は入試のときに圧倒的に有利な立場に立てます。それくらい時間を管理できる、ということは大事なことなのです。

記述問題も過去に出された入試問題を解くことで段々、解き方のコツが分かってくると思います。そのためには畳の上の水練ではなく実戦さながらの訓練がどうしても必要です。

受験生には、もはや問題集を解いている時間的な余裕はありません。過去問演習をメインにすることで早めに入試対策をせねばなりません。

ただし、今の時期は志望校の過去問演習を軸にすべきですが大昔の過去問を中心に解くべきです。最近の過去問にはできるだけ手をつけずに残しておく方がいいです。

何となれば秋以降の本格的な過去問対策の時期に解くべき過去問を残しておくためです。ストックがなくなってしまうのは拙(まず)いです。

思うに受験生のお子さまがいるご家庭は先の事を見越して中長期的な戦略を立てるべきです。そして、それに則(のっと)って勉強させるのがベストだと思います。

中長期的な計画を立てるとき塾や家庭教師に頼むのも一法です。小中学生を対象にした受験国語なら当塾がお手伝いできます。

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