勉強法各論(5)
➆疲れてきたら別の科目に切り替える
勉強に疲れてきたり、集中力に欠けてきたりした場合、皆さんはどうしていますか?解決方法を知っていますか?
上記のような場合、勉強科目を変えるといい気分転換になります。例えば国語を勉強して疲れてきたら数学を勉強するのです。そうすると、また勉強を続けよう、という気持ちになれます。
たとえ同じ教科を勉強する場合でも事情は同じです。例えば国語を勉強して集中できなくなってきたら分野を変えたり、範囲を変えたりすると気分転換になります。
国語の場合であれば文章読解をしていて疲れてきたら文法の分野を勉強するのです。あるいは漢字の書き取り練習をするのです。そうすれば休むことなく国語の勉強を続けれられます。
皆さんにも自分なりの気分転換の方法があるはずです。TVゲームをしたり、テレビを視たり、YouTubeを視聴したり、いろいろな気分転換の方法があるかも知れません。
今やインターネットが普及して気分転換の方法も数多(あまた)あるでしょう。それが良いか悪いか、という問題もありますが、わたしは上手に利用すればいいと思います。
わたしが皆さんと同じくらいの年齢の頃はインターネットなどありませんでした。レコードを借りてきて、それをカセット・テープにダビングして音楽を聴く、というのが愉しみのひとつでした。
そうです。当時はCDですらなかったのです。いわゆるレコード・レンタル店というものがあった時代でした。
わたしは勉強に疲れると音楽鑑賞をしていましたし文学をベッドに寝っ転がりながら読んでもいました。もちろん勉強の対象を変えつつ気分転換もしていました。
昔はなかったインターネットなどの気分転換の方法も結構ですが勉強する対象を変える、という気分転換の方法と組み合わせると、さらにいいのではないかと思います。
疲れてきたり、集中力が欠けてきたりしたら勉強する科目を変える、というのは何でもない勉強方法のように思われるかも知れませんが長時間、勉強するには一番いい方法です。
休みなく長時間、勉強している秀才はきっと上記の方法を実践しているはずです。是非あなたが勉強する際の参考にしてみてください。