受験に役立つ日記のつけ方~書く練習をさせましょう~

わたしが長年、使っている手帳、「超」整理手帳です。びっしり書き込んであります。

まず2025年の手帳を購入しましょう。ネットで買うより書店などで買う方が自分に合った手帳が購入できます。店では色々な手帳を手に取って仔細に検討できるからです。

いわゆる日記帳は止めておいた方が無難です。最初に挫折しないためには書くスペースがあまりない手帳の方がむしろいい、と思います。

手帳を日記代わりに使うことで、お子さまが三日坊主で終わらせないための工夫になるのです。ともかく続けることが肝腎です。

ちなみに、わたしは“「超」整理手帳 スケジュール・シート スタンダード2025”という、じゃばら式のユニークな手帳を使っています(掲載画像ご参照)。

書き方としては、その日の出来事や思いついたアイデア、勉強したときの疑問、質問など何を書いても構いません。書くときは鉛筆よりペンを使うといいと思います。

日記としての手帳に毎日、色々なことを記していくのです。書くのに慣れるのが目的です。短くてもメモではなくて文章を綴るようにするのがコツです。

読者諸賢は食事のあとに歯を磨かないと気持ち悪くならないですか?それと同じで、お子さまが物を書かないと落ち着かないくらいにまで習慣化するのです。

小中学生のお子さまは、そもそも普段、物を書く機会があまりありません。学校で漢字をうんざりするほど書いているよ、という反論があるかも知れません。

しかし、ここで述べているのは漢字ではなく文章を書く機会について、です。普段、文章を書く機会がないのに、いきなり読書感想文を書けというのは無茶な話です。

東海中学校に楽々合格した生徒でさえ小学5年生のときの自由作文の解答は、とてもお粗末なものでした。添削、助言などあらゆる方法を駆使して実力がついていったのです。

最初は一日、五十字程度の文章を目指しましょう。わたしは毎日、百字以上書いています。加えて当ブログの記事も更新しています。お子さまも百字の半分なら大丈夫ではありますまいか。

ここで注意しておきます。ネットで日記を書くのは止めた方がいいです。不用意な文章をアップしたら意地悪な第三者から叩かれる惧(おそ)れがあるからです。

経緯は省略しますが昔、当ブログとは別の自分のブログが炎上したことがあります。生きた心地がしませんでした。思うに小中学生のお子さまにはとてもリスキーです。

ともかくも毎日、手帳に文章を書き続けることです。迂遠(うえん)な方法かも知れませんが記述問題対策として有効な方法のひとつだと考えます。

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