読めて、書けて、受かる中学受験専門国語塾。
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先週の土曜日に今年の合格祝賀会を開いた。ささやかな会だが、わたしにとっては一年の締めくくりになる大切なひとときだ。昨年もひとりだけだったが同じレストランでお祝いをした。
当日の午前10時45分に当教室に集まった塾生と歩いて塾近くのレストランに行って来た。集合時間間際に塾生のお母さまが、いらして頭を下げてプレゼントを渡してくださった。高価な贈り物だった。
合格祝賀会はレストランで美味しいランチを食べることにより今までの努力を労う会だ。午前11時にレストランに行き、予約しておいた個室で食べた。結論を書けば、会はちょうど正午に終わった。
レストランの営業時間は午前11時からだった。少し早めのランチだったが、お昼のピーク時に行けば慌ただしいし、騒々しい。ゆっくり食べながら塾生と色々と話したかった。
今年の滝中の入試は難化したそうで例年よりも合格するのが難しかったようだ。それを愛知淑徳中合格の塾生が滝中合格の塾生に伝えていたのが可笑しかった。わたしは、そんなふたりの様子を目を細めて見ていた。
女の子は様々な情報を知っていた。どうやら色々なツテがあり女子同士の情報ネットワークがあるらしかった。そして我が塾の国語小テストで解いた問題が愛知淑徳中の入試に出たと嬉しそうに報告してくれた。国語小テストが役に立ったのだ。
料理が運ばれてきた。最初はわたし、次が男の子、最後に女の子の順だ。わたしは、ふたりにおしぼりを配り、水差しから、それぞれのコップに注いだ。皆の料理が卓上に揃ったので「滝中合格、愛知淑徳中合格、おめでとう!」と乾杯の音頭を取った。
水が入ったグラスをカチンと合わせた。その後、お皿の料理を食べた。店内には様々な有名人の色紙が所狭しと飾られていた。「君らも将来、自分のサイン色紙をこの店に飾られるくらいの大物になれるといいね」とわたしは言った。半分、本気だった。
男の子とは1月上旬の最後の授業以来だった。それゆえ、その後の受験について詳しく聞きたかった。彼によれば東海中合格まで後わずかだったらしい。東海中合格まで肉薄していたのだ。彼はやはり地頭がいい、と改めてそう思った。
「今日は特別な日だから何を注文してもいいよ」と言った割に、ふたりは高い料理は注文しなかった。節度を弁えている。彼らはまだ小学校に通っているのに常識を分かっているな、と思った。
ふたり共、料理を全部、平らげたが、わたしだけは残してしまった。メガ盛りを頼んだのだ。運ばれて来た時点で仕舞った、と思った。残りはペラペラのプラスチック容器に詰めて持ち帰った。その日の夕飯にそれを食べた。
女の子はレストランを気に入ったようで、また家族で来たい、と言っていた。一瞬、外交辞令だろうか、と思ったが、その子の言葉は本当だろう、と思う。愉しい昼の宴だった。時計の針を見ると正午を指していた。
11時から正午まで、と保護者各位に伝えていたので会計をして店を辞した。腹がいっぱいだった。わたしは、いつまでも愚図愚図店内にいたかった。もう少し合格の余韻に浸りたかつた。いい気分でいたかった。
生徒諸君は土曜日の昼下がりの食事会を愉しんでくれただろうか。もうこの先、会うことはないだろう。それぞれの道を真っすぐに歩んでいこう。たくさんのいい想い出をありがとう。
また来年も同じレストランで塾生の努力を労いたい。その際は高価な料理を遠慮なく注文してほしい。もっと甘えていいのだ。合格祝賀会なのだから。
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