国語が苦手なお子さまが、この夏、ご自宅でできること

画像は以下の記事でご紹介した『二月の勝者』での黒木教室長の熱い言葉です。

過日、国語の勉強法で悩んでいるお子さまの保護者の方からの無料相談があった。以下に当方の助言を、迷惑がかからないように配慮して六つ列挙した。ぜひ読者諸賢と共有したい。

① 国語が苦手であるならば本文を音読してから設問を解くべきです。

お子さまは本文を読むときに音読しているでしょうか。口、目、耳という各器官を十分に使うといいと思います。問題を解く時に本文を音読するといいでしょう。

もちろん模試や入試本番では音読はできません。その際には心の中で音読するのです。つまりは「心読」をすべきです。

② 他の科目もそうですが国語の問題を解く時にも必ずタイマーで時間を計って解くべきです。

志望校の過去問を制限時間内に解けるように時間配分の練習を今の内からすべきです。時間を管理する練習は侮れません。とても大事な練習だ、と心得るべきです。

③ 設問に答えるとき最初は簡潔に答える、といいと思います。
例えば、物語文の場合、登場人物の心情、気持ちを訊かれることがあります。その場合「悲しかった」とか「嬉しかった」とか短く答えておいてその後、その心情なり気持ちなりの理由を書くのです。

すなわち「模試の成績が著しく上がったので嬉しかった」というふうに書く訳です。言い換えますと理由→結果の順に書くのです。

④ 設問の指示に従うべく指示を意識するといいです。
例えば、理由を尋ねられたら語尾は「~から。」「~ので。」で締めくくるように常に意識すべきです。当然の話ですが小学生のお子さまですと意識させないと締めくくり方を無視してしまう場合があります。

⑤ 文字数を数える時に五字で区切って数えます。
1,2,3,4,5,6,7と数えるのではなくて、1,2,3,4,5で区切って線を引き、さらに1,2,3,4,5で区切って線を引くというふうに数えます。

五つずつ数えて線を引くことで数え直しをする手間暇をなくし、さらに数え間違いを防止することができます。

⑥『二月の勝者』(小学館刊)全21巻を読むといいと思います。
これは中学受験を考えている保護者の方や小学生、なかんずく受験生に読んでほしい漫画です。やる気が出ること間違いなしです。思うに、モチベーション維持のためにも同書を読むことは馬鹿にできないです。

『二月の勝者』はメルカリなどで安く揃えられます。あるいは当塾の塾生はもちろん、受講生には全21巻を無料で貸し出すこともしています。

以上

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