読めて、書けて、受かる中学受験専門国語塾。
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年末年始は、お子さまの学習姿勢がよく見える時期です。今回の特訓自習会で感じたことを共有します。
今回の自習会で小学5年生と受験生の小学6年生の集中力とでは大仰な言い方になるが子供と大人くらいの差異があることを知った。特訓自習会が終わる頃には小学5年生の彼は疲労困憊でヘロヘロであった。
小学生は高学年といえども集中が続かないことが改めて判った。大晦日は、さようなことを実感できたので、この教訓を平素の授業にも生かしたい。
念のために記すが小学5年生の彼が未熟である、と責めているのではない。彼は特訓自習会をやり抜いた。実に立派である。だが、やはり小学生なので、こちらがもっと配慮すべきだ、ということなのだ。
元旦特訓自習会では塾生は緊張感を持って自習に取り組めていた。さすがは受験生だ。自習監督をしながら、その調子、その調子、と声には出さずに心中でエールを送った。
大晦日・元旦特訓自習会の理想を記すならば彼、彼女が同時に自習することだと考える。小学5年生にとって将来の受験直前の様子をあらかじめ知ることができるからだ。
もちろん受験生にとっても利点はある。小学5年生が隣で懸命に机に向かう姿は受験生にとっても初心を思い出させるよい契機(けいき)となる。
彼女もかつては同じように、ただ目の前の課題に向き合うだけで精一杯だったはずだ。その原点を思い出すことで受験直前の焦燥や不安が少し和らぎ、学習に対する姿勢が整うのではあるまいか。
もし、お子さまの成績があがらず焦りを覚えている読者諸賢がおられるなら一年前のお子さまの成績を思い起こしてほしい。そうすれば怠けていない限り、お子さまの成長をリアルに感じることができる。
それはともかく二日間の特訓自習会を終えて、わたしは改めて「学年の違い」「成熟度の違い」を踏まえた指導の必要性を痛感した。小学生の場合、たった一学年の違いで対応の仕方が大きく変わるのだ。
人を見て法を説け、というとおり小学5年生には休憩の取り方や集中の切り替えをこちらが丁寧に指示してあげるべきであり、受験生には静かな緊張感を保てる場所を整えることが大切だ。
さはさりながら二人とも本当によく頑張った。 大晦日と元旦という巷間が浮かれていて遊びたい時季に塾に来て机に向かうという選択をしただけでも立派である。そういっても決して言い過ぎではない。
わたしは、その姿を見ながら塾という場所が子どもたちの努力を支える蠟燭(ろうそく)のような場所でありたいと、改めて思わされた。我が塾は蠟燭のように自分の身を削って周りを明るく照らす塾でありたい。
大晦日と元旦というゆっくり休みたいような日に二人の小学生が我が塾に来て鉢巻きを締めて机に向かった、という事実は、わたしにとっても忘れがたい想い出となった。
ふたりの子どもたちにとっても、そうであれば望外の喜びである。大晦日と元旦に働いた甲斐があった、というものだ。さあ、これから入試が本格的に始まる。気を引き締めていこうではないか。

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