天白区平針駅前にある国語専門塾の塾長雑感(11)

画像左はステージ4の膵臓がんを患って闘病しているみずきさん。寛解するのか。

今日から七月である。最近、教師の児童相手の醜聞が巷間を騒がせている。しかも、こともあろうに名古屋市の学校で事件が起きている。残念無念と言うほかない。

彼らには「教師とは随分お気楽な商売ですね」と皮肉を込めて尋ねたい、くらいである。生徒相手に邪まな行為をする余裕があるからだ。わたしは生活するためにも必死で生徒諸君を教えている。

けれども馬鹿な教師が馬鹿な事件を起こす。最近では大手中学受験塾である四谷大塚の若い講師の醜聞も記憶に新しい。馬鹿な教師のお陰で真面目に、懸命に、教えている教師に迷惑が及ぶ。

当塾の夏期講習はお盆休みの期間も行う。お盆も当方は帰省せずに夏期講習を行うつもりだ。親族に会うのは正月だけで十分である。わたしも頑張るので生徒諸君も頑張ってほしい。

しかり、教師は頑張らねばならない。その姿を生徒諸君が見て俺も頑張ろう、と思わせねばならない。「これ、お盆休みの間の宿題ね」などと言って大量の宿題を渡す教師は生徒に対する姿勢が甘いのだ。

夏期講習期間中も通常授業は当然、行う。さらに夏期講習中も中学受験早朝自習会を朝の6時から朝の8時まで開催している。当塾を使い倒して国語の実力を是非とも伸ばしてほしい。

地元で働いていた頃を思い出す。川辺で真夏に草刈りをしたのだがキツイ肉体労働だった。一緒に働いていた外国人が馬鹿にしてきたので英語で反駁(はんばく)したら相手は何も言えなくなった。

エアコンの効いた教室で努力できなかったら努力の姿勢に問題がある、と真夏の炎天下で草刈りをしていたあの当時のわたしはきっと𠮟りつけるだろう。

腕に墨の入ったお兄さんも炎天下の草刈りがキツくて途中から職場に来なくなったほどだ。入れ墨のあるあんちゃんも案外、根性がないのだな、と思った。

若くして膵臓がんに罹患して闘病しているユーチューバーがいる。サニージャーニーのみずきさんだ。命の危機に曝されていないだけで幸せなことだ。健康に感謝しつつ一生懸命努力しようではないか。

昭和、平成、を経て令和の今を生きているが、わたしが多感な頃を過ごした昭和は社会全体が、もう少し鷹揚(おうよう)で現代のように世知辛い世の中ではなかったように思う。

しかしながら、法令遵守あるいはコンプライアンスの尊重という風潮を鬱陶しい、と思っているわけではない。性悪説の立場をとるわたしは、むしろ、さような風潮を真っ向から否定したくはない。

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