幸福とは何か―自分が熱意を持って命を捧げる対象を見つけることだ

子どもの頃に両親に連れられて行った花火大会を思い出します。いい思い出です。

熱意溢れる人物のひとりとして、わたしは政治家の山本太郎氏を真っ先に思い浮かべる。彼の党は党是として消費税廃止を訴えている。

彼によれば消費税を廃止すると年間約30万円、自由に遣えるお金が増えるという。山本氏は街頭演説で消費税を廃止して「30万円、自由に遣えるとしたら何に遣いますか」と聴衆に聞いたそうだ。

そうしたところ「ウナギが食べたい」と答えた方がいらしたそうだ。山本氏は「美味しいウナギを皆さんに食べさせたいわ」と熱く語る。

こういう熱意溢れる政治家を見ると日本も捨てたものではない、とわたしは思う。日本を想い、日本人を想い、粉骨砕身、働いている。誠にありがたい政治家である。

消費税を廃止しろとか、しちゃいかんとか、そういったことの講釈をする前に彼くらいの熱量を持って政治に携わっている政治家が何人いるか、をよく考えるべきだ。

わたしも山本氏に敗けないくらいの熱量で教育に携わりたい。昨今、報道されているような自分の欲求を満たすため生徒に手を出す卑劣な輩をわたしは心底、憎む。

子どもたちには未来がある。将来がある。子どもたちに関わること自体をわたしは嬉しく思っている。わたしは若くない人たちを専ら相手にする職場でも働いてきた。

だから余計にそう思うのかも知れない。若い人たちと関われることを、なぜ喜ばないのか、なぜ喜べないのか。そういう思いを持てなければ塾稼業から足を洗うべきだと、わたしは考える。

わたしは既述した山本太郎氏のような熱量を持って子どもたちに接したい。そうすれば宣伝広告しなくても生徒たちは大挙して我が塾へと集まってくるだろう。

それのみならず生計を立てるに必要なお金も十分に得られるであろう。人差し指と親指で輪っかを作って「世の中これだよ、これ」という薄汚れた大人にだけはなりたくない。

そうではなくて一生懸命な人物になりたい。使命感を持って世のため人のためになるような人物になりたいのだ。聖書は、そういう人物を地の塩、世の光と言っている。

ご承知のように塩は食べ物が腐るのを防止する効果がある。光は海辺にある灯台のように暗闇を照らす。さような人物に、わたしはなりたい。

保護者各位よ、生徒たちよ、わたしが怠けていたり、偉そうに教えたり、余計なことを言ったりしたら、叱咤してほしい。厳しく追及してほしい。そうならないためにも日日是精進である。

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