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記事の題名のとおり強烈なコンプレックスは努力する際の原動力にすることができます。勘違いしないでください。原動力にすることができる、と言っているのです。
強烈なコンプレックスがあれば自然と、それが原動力になる、と言っている訳ではありません。意識してコンプレックスを原動力に変換しなくてはなりません。
ぼー、としていれば時間は刻々と過ぎていきます。早いうちからの努力が必要です。これは観念の遊戯(ゆうぎ)ではなくて、わたしの経験を記しているのです。
わたしが中学生のときに市の図書館で正確な題名は忘れましたが『頭がよくなる本』というのをパラパラと捲(めく)っていたら同級生に目撃されました。
彼らは笑っていましたが好意的な笑いでした。嘲笑う、という感じではなかったです。しかし悔しかったことを今でもよく憶えています。何が言いたいのでしょうか。
わたしは自分の頭が悪い、ということを中学生のときにすでに十分自覚していたということです。それからもっと大事なこと。
それはコンプレックスを強く自覚して、それを克服しようと早いうちから努力をし始めている、ということです。
中学受験で志望校を目指している小学生の諸君には努力するのが遅いよ、と言われるかも知れませんが、それでも田舎に居たわたしは早く気づけた方だと思います。
強烈なコンプレックスを自覚しているのに、それに目を瞑(つむ)って何も努力しない人もいます。高い学歴が欲しいなら努力しなくては駄目です。
読者諸賢のお子さまは強烈なコンプレックスを抱えていてもいいのです。そのコンプレックスを逆に利用してあげればいいのです。
むしろ自分の欠点や弱点は神さまからのプレゼントだと考えて―それは本当にそのとおりなのですが―したたかに利用してあげればいいのです。
今、流行りのポジティブ思考を標榜(ひょうぼう)するなら、そこまで徹底するくらいでないと高い学歴を手に入れることはできない、と知るべきです。
そういう次第で強烈なコンプレックスがあれば、そして、それを克服する強い覚悟があるならば、世に出回っている自己啓発本の類(たぐい)は一切必要ないです。
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