中学受験:受かりたければ早く寝ろ

寝不足は仕事や勉強の大敵です。十分な睡眠を取るべく早寝早起きをするべきです。

前日の肉体、精神両方の疲れが睡眠によってリセットされずに残ったままになるのは、さぞかし辛いことだと思います。

睡眠障害による慢性的な睡眠不足は非常に不健康であるし等閑視(とうかんし)できない異常事態です。

職場や学校の現場でこっくりこっくり舟を漕ぎ嘲われる惧れすらあります。嘲われるだけならまだいいです。われわれの果たさなければならない義務にまで大きく影響するのは必至です。

したがって、わたしは良い仕事をするべく良質の睡眠を確保することを夜の最優先順位にして早く眠るように努めています。そして、夜は極力、外出しないように心がけています。

夜、外に出てもいいことはありません。夜更けに外出したとしても怖いお兄さんに会うか、悩ましいお姉さんに会うか、で夜の巷に碌な人間はいません。

一般的な常識によれば、夜は翌日に備えて十分に休息するために必要な安静時間です。夜、街に出ても厄介事に巻き込まれる蓋然性を高めるだけでいいことはありません。

この点で一般的な常識は間違っていません。夜間の外出を控えるということは、ひとつの知恵だと思います。

さらに、ぜひ言っておきたいことがあります。それはテレビを夜の友にしないということです。夜、テレビをだらだら見ていると、どうしても寝る時間に食い込んできます

畢竟(ひっきょう)、朝、起きるのが辛くなります。そして、職場や学校で眠い眼を擦り欠伸を噛み殺しながら覚醒しない頭で朝の貴重な時間帯をあたら無駄に過ごしてしまうのです。

一日の内で最も仕事や勉強が捗(はかど)る貴重な時間帯を駄目にするのは、いかにも勿体ないです。

これが一日だけなら、まだいいです。だが十日ならどうでしょう。百日ならどうなるでしょうか。悪い習慣に慣れると、やがて人生まで台無しになるかも知れません。

道学者のような言辞を弄していると思われるでしょうか。それならば、試してみることです。何といっても経験に優るものはないのですから。

それで、どういうことが出来(しゅったい)するかを経験した上でこの記事を否定するか、肯定するか、を決めればいいと思います。

良い習慣を心がけて悪い習慣に打ち克つべきです。悪い習慣を変えようと消極的に努めるだけでは辛い努力になります。

そうではなく、良い習慣を醸成するべく積極的な姿勢を貫くといいと思います。「攻撃は最大の防御なり」とは、この場合にもあてはまる有効な戦略であると考えます。

思うに、よく眠り、よく食べ、よく働けるというのは当然のことではありません。すこぶる幸せなことに違いない、とわたしは思います。

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