時代精神の誘惑

iPhone12の128GBの黒色を選びました。わたしにとって初めてのスマホです。

先日、ついにわたしも中古品ではありますがiPhoneを入手してしまいました。とうとう3Gガラケーから5G対応のiPhone12に機種変更をしたのです。

最初はスマホのオン、オフの操作すらYouTubeを視聴するまで分かりませんでした。さような基本操作でさえ、まごつき当惑してしまいました。スマホを持つのはこれが初めてなのです。

わたしはスマホを持つことで時代精神の囁(ささや)きに耳を貸して降参してしまったのではないかと良心が疼(うず)きました。

しかしながら、それとともにテクノロジーの進化には目を瞠(みは)るものがある、とも思い知らされました。iPhoneも12までバージョンアップすると凄いですね。

現在、iPhoneは、15までバージョンアップしている由。わたしみたいな時代遅れの人間にはiPhone12で必要にして十分です。サイズや重さも丁度いいです。

iPhone12はガラケーとは比較にならないくらい高性能な端末だと思います。今回の機種変更に踏み切ったのは、さような理由もあります。

わたしは、すでに老眼が始まっているので読書するとき、キンドルの電子書籍リーダーを重宝して来ました。キンドルの電子書籍は文字の大きさを変えることができるからです。

けれども、電子書籍リーダーは端末そのものが、それなりの大きさがあるのでポケットには入りません。それゆえ、iPhone12にキンドルのアプリを入れて読んでみましたが、いいですね。

ポケットに入る大きさの端末で読書を愉しめるのは、ありがたい限りです。iPhone本体のあの大きさなら何処へでも気軽に持ち運べます。電子書籍リーダーはメルカリで売却します。

さらに、iPhone12で音楽を聴いてみて驚きました。素晴らしい、の一語に尽きます。アップルさんは、いい仕事をしているなあ、と思わず唸(うな)らされました。

ポッドキャストというアプリでボサノバを聴いたのですが、とても綺麗な音で耳朶(じだ)に心地よかったです。自分が持っているiPodshuffleよりも数段、音質がいいと思います。

今後は自分の好きな音楽をiPhoneに入れていくつもりです。今のところ電話機能以外ではキンドルとポッドキャストしか使えていませんが当分それでいいと考えています。

なんとなれば便利にしすぎてスマホ依存症になるのは本末転倒ですし、恥ずかしいことでもある、と考えるからであります。 

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