未明と純喫茶

画像は、かつて実家に帰るときに借りたレンタル車両です。たまには車も運転します。

皆さん、「未明」と「純喫茶」のそれぞれの言葉の意味は分かりますか。恥ずかしいことに、わたしは長い間、意味が分かりませんでした。

分かったのは大人になってからです。しかも大人になって、それなりの時日(じじつ)が過ぎていました。「未明」という言葉はニュースなどでよく耳にしますね。

「今日未明、名古屋市天白区の平針駅近くの交差点で乗用車同士の事故がありました。二台とも大破しましたが幸いにもふたりの運転手に怪我はなく警察が事故の原因を調べています」。

誰もがラジオやテレビのニュースで上記のように報道されているのを聴いたことがあるのではないでしょうか。

「未明」とは日付が変わってから夜が明けるまでを言います。わたしの経験からすると「未明」という言葉は大人でも分かっている人とそうでない人が分かれる言葉のようです。

それでは「純喫茶」についてはどうでしょうか。意味が分かりますか。車やバイクで道を走っていると喫茶店をよく見かけます。

喫茶店の看板にときどき「純喫茶」と記されている場合があります。見かける度になんだろう、と思っていました。そのうちに調べて意味が分かるようになりました。

いつか、すぐ下の弟に「純喫茶」について聞いてみました。彼は営業の仕事に携わっているのですが、その彼でも知らないようでした。

ちなみに彼は東京都内にある、聞けば誰でも知っている大学を卒業して現在ある会社の所長を務めています。

「純喫茶」というのはお酒の提供をしない喫茶店のことを言うそうです。わたしは逆にお酒を提供する喫茶店というものもあるのだ、と驚きました。

「未明」も「純喫茶」も調べてみたら何でもない言葉です。インターネットが普及している昨今、言葉の意味を調べるのにさほど手間はかからなくなっています。

それゆえ、これからもネットで知らない言葉をどんどん開拓していって語彙を増やしていきたい、と思っております。

わたしが思うに語彙を増やすということは自分の心をそれだけ豊かにするということと同じです。全然、違いません。

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