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今回はプライバシーに配慮しつつ慎重に書き進めたい。以下に相当デリケートな問題について記すからだ。昨晩は無料体験授業があった。授業は生徒にとっては、やや難しい内容だったようだ。
これは改善していく必要がある。苦手科目の国語を克服するために当塾に問い合わせて教室まで足を運んでくださったのだから、その点について十分に配慮できなかったのは反省すべきだ。
ただ、無料体験授業の場合、配慮が十分でなければ次はないのだ。その時の授業ですべてを判断されて気に入られなかったら、それでお仕舞である。
無料体験授業を受けてくれた生徒はやや不満だったように見受けられた。杞憂であればいいのだが。授業後お母さまと色々と話したが、お母さまはどうやら当塾を気に入ってくれたみたいだ。
お母さまと話してみると一部の他塾の様子が薄っすらとではあるが判ってきた。某塾は夏期講習受講にあたっても入塾金が必要で、その入塾金が家計にすこぶる負担になる、とのこと。
わたしもその塾の姿勢に前からある種の疑念を持っていたので、さもありなん、という気持ちで聞いていた。誤解を恐れずに言えば、お金持ち向けの塾なのである。
そのお母さまは金、金、金の塾の姿勢に引いた、と仰っていた。注意してほしいのだが、わたしはその塾を名指ししていない。そして、その指導法を否定しているわけでもない。
また他の某塾では1対1の指導を謳っていながらその実、1対4であったと仰っていた。わたしは決して1対4が駄目な指導法である、とは思わない。
1対4はむしろ高度な授業スキルがないと成り立たない指導法なのだ。わたしが問題だと思うのは、そこではない。1対4の指導をするのに1対1と謳うことこそが問題だ、と思う。
我が塾では今後もお金持ち向けの授業をすることなく1対1のマンツーマン指導に徹していくつもりだ。昨今の塾業界は少子化もあってか、とても厳しい状態にある。
しかし、だからといって誤魔化しは通用しない。いつか塾の真価が問われる時が来る。高を括っていてはいけない、と自戒の意味も込めて思う。
そして前から思っていたことだが多く生徒諸君を集めている塾がそのままいい塾と言えるのか、あるいは数は正義か、ということをここで問題提起しておきたい。
さて、当塾は無料体験授業に来てくれた小学生のお眼鏡にかなうのだろうか。わたしの人柄や教え方は気に入ってもらえるのだろうか。決めるのはわたしではない。
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