塾講師の祈り

主よ、子供たちは頑張っています。彼ら彼女らの努力に報いたまえ。あなたは頑張っている子供たちをご覧になっているはずだ。

子供たちは研鑽努力しています。彼らは厳しい練習に音(ね)を上げていません。より高みを目指して鉛筆を動かしています。あなたのご覧のとおりです。

わたしの塾はご承知のとおり小さな個人塾です。わたしは、そこにわざわざ通って来ている生徒一人ひとりが可愛いのです。彼らには我が塾をとおして夢を叶えてほしいのです。

夢と言いましたが大仰な夢ではありません。志望している中学校の合格です。ほんのささやかな夢です。欲張って金銀財宝を頂きたいのではありません。わたしは彼らの笑顔がみたいのです。

そのためには教師が本気にならなければいけない。年末年始も塾を稼働することくらい何でもない。当塾から大きく羽ばたいて欲しいのです。子供たちは大きく成長できるはずです。

彼らの国語の成績を上げたいのです。たったそれだけ。成績が上がれば勉強に一層、身が入ることでしょう。僕(しもべ)のささやかな願いを聞いてください。

わたしは小学生の少年少女に教えられることを誇りに思っています。しかし、彼らはどうか。我が塾のことをどう思っているのでしょうか。

彼らは成績を上げて志望校に合格するために塾に通って来てくれているはずです。そのためなら正月休みを返上することなど何でもないことです。

主よ、日本の将来は彼らの双肩にかかっています。彼らと関わることができて、わたしは心底嬉しいです。彼らは可能性の塊(かたまり)です。わたしは彼ら彼女らに大いに期待しているのです。

当塾が将来のある彼らにとっての立派な大人になっていく礎になれたなら…。そのためにも僕(しもべ)は熱心に彼らと関わっていきます。願わくは彼ら彼女らに大いなる祝福を!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次