祖父の厳命

パチンコ屋にトイレを借りに入ったことはあります。中はとてもうるさいですね。

小学生の頃、テレビゲームにハマっていました。わたしはテレビゲームの黎明期(れいめいき)に数々のゲームに熱中しました。

スペースインベーダー、ブロック崩し、クレイジークライマー、ムーンクレスタ、パックマン、ディグダグ、ゼビウス等々、挙げれば切りがない程です。

ちなみに、わたしは小学校を卒業すると同時にテレビゲームからも卒業しました。これからのことを考えると自然とゲームから心が離れてゆきました。

当時、子供であれば、テレビゲーム、大人ならギャンブル、が娯楽のひとつであった、ということになるのでしょう。

ギャンブルは、お金が絡むので面白さはテレビゲームの比ではないくらいのことは当時少年のわたしでも容易く想像することができました。

だからこそ今までギャンブルに関わらないようにしてきました。わたしは、これまでの人生でパチンコ屋や競馬場などに行くことは意識して避けてきました。

思うに、お金は汗水垂らしてコツコツ稼ぐ以外に道はない、と肚を括るべきです。あわよくば、と考えることが間違いの始まりなのです。

ギャンブルをするな、とは亡き祖父の厳命でもありました。父方の祖父です。換言すれば、父の父です。非常に厳しい人でしたが働き者で情が厚かったことを想起します。

ギャンブラーは働き者とは対極の位置にいる人だと思います。わたしは祖父の生き方に敬意を払いつつ、その生き方に倣いたい、と思っています。

わたしが働き者かどうかは分かりませんが何事であれ一生懸命に取り組んでいきたい。これは祖父や父の影響大だと思っています。

ギャンブルを避けて生きることは安全に人生を渡っていく際の智恵だと思います。テレビゲームが大好きだったわたしはギャンブルをやれば必ず熱中したはずです。

悪くするとギャンブル依存症になる懼(おそ)れも十分あったはずです。さような病気で苦しんでいる人々が多くいることはご承知のとおりです。

安全に、平穏に、人生を送っていきたいならギャンブルはやらないことです。わたしは祖父の厳命を守って本当によかった、と心より思っております。

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