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新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。もっと本音を申しますと、今年こそよろしくお願いいたします、となります。
中学入試を目前に控えた受験生は今が勝負のときですね。受験生に正月はありません。最後の力を振り絞って勉強をしましょう。勉強の合間にわたしの記事を読んでくれたら嬉しいです。
数年前に、りなさんという中学生の女の子に五科目を教えていた時期があります。教え始めて間もない頃に彼女に手紙を出したことがあります。
その経緯(いきさつ)はこうです。ある日、りなさんのご家庭を授業のために訪れたら、りなさんが自分の部屋に閉じこもったきり出てこようとしません。
その時は、お母様の機転で、りなさんの代わりに高校生のお兄さんの英語を見て事なきを得ました(このお兄さんは、とっても人柄のいいお兄さんでした)。
わたしは即座に「これはヤバイ!」と考えて、その当日、授業を終えて帰宅してから間を置かずに、りなさんに宛ててパソコンで手紙を書きました。
心を込めて書いたつもりです。その夜のうちに切手を貼って手紙を入れた封筒を郵便ポストに投函しました。
翌日には本業の仕事を控えていましたが関係ありませんでした。正直それどころではない、というのがわたしの偽ることのない気持ちでした。
その当時を振り返ると本気だったのだな、と思います。生徒のために一生懸命になる、というのはこういうことなんだな、と我ながら思い出すことができます。
手紙は功を奏しました。その後、信頼を得て少なくない期間りなさんを指導することができました。昔、勤めていた個人塾の塾長の口癖は本当だったなあ、と思います。
経験がその真意を教えてくれました。すなわち「ピンチはチャンスである」という言葉がそれです。
自分にとって都合の悪いことが起きても、そこから逃げてはいけないのです。失敗しても真正面からぶつかっていくべきです。それが吉と出る場合があるのです。
受験生の皆さん、試験中に「ああ駄目だ。この学校は不合格だ」と思っても決して諦めないでください。思い出してください。「ピンチはチャンス」なのです。
夜明け前が一番、暗いのです。繰り返し述べます。決して諦めては駄目です。粘り強く食らいついていってください。頑張れ!
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