高校生を対象にした小論文の指導を始めたい、と考えています

先般、確定申告を済ませ昨年度の年収が判りました。塾が今のままでは先がない、と考えざるを得ません。当塾に通っている生徒諸君は小学生だけです。現在、中学生の塾生はいません。

そこでない知恵を絞って考えた結果、小論文の指導をしよう、という結論に至りました。高校生にも教えるのです。当塾は今後、大学受験の指導にも参入するつもりです。

わたしは若い頃に難関資格試験突破を目指していたことがあります。当時、わたしは論文を書きまくっていました。かてて加えて若い頃から自分のブログに多くの記事も書いてまいりました。

むろん昔取った杵柄(きねづか)で小論文指導はできません。現在、小論文指導のための準備を始めています。もう少し目鼻がついた時点で記事を書こうとも思いましたが、あえて本稿を書き進めます。

というのも文章は自分の意見を伝える機能だけではなくて自分が考えていることをまとめたり認識したりする機能も持っているからです。

自分が何を考えているか、は文章にしてみると明瞭になります。これと同じことを評論家の小林秀雄は格調の高い晦渋(かいじゅう)な文章で述べています。

当塾は今後、中学受験、高校受験、大学受験、の国語、小論文対策の国語専門塾としてリニューアルしたうえで高校生の生徒諸君にも授業を提供していく所存です。

かつて名古屋の名門会に入会を果たし中学受験の案件を受けて国語の難しさに圧倒されたことが思い出されます。しかし今はどうということもありません。努力と経験を重ねたからです。

今回も初心に帰ってイチから小論文指導のための入念な準備をします。そして生徒諸君と共にさまざまなテーマを題材によい論文が書けるように研鑽努力したいです。

ここでも一歩先ゆく塾があります。先輩塾経営者の塾がそれであります。最近わたしは当該塾のホームページを仔細(しさい)に閲覧させてもらいました。

その際に、これだ、と天啓のような閃(ひらめ)きがあったのです。その塾のホームページに載っている記事を読ませてもらったとき、わたしも小論文指導をしたい、と思えたのです。

「すこしのことにも、先達はあらまほしきことなり」と兼好法師は『徒然草』で述べていますが、まさしくそのとおりだと頷(うなず)ける卓見です。

昨今、ますます少子高齢化が進み、塾経営も舵取りを誤れば廃業を余儀なくされかねません。最近、何とかしてこのピンチから脱したい、と考えていた最中に与えられた着想です。

読者諸賢よ、周囲に小論文を強化したい高校生のお子さまがいましたら是非お伝えください、国語専門塾としてリニューアルする当塾のことを。

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