苦しくて愉しいこと

数年前太平洋フェリーで北海道まで旅行に行きました。画像はフェリーの船室です。

書くことは辛いです。思うほど簡単なことではありません。それでも身を削って書いた内容を理解してくれている人がきっといる、と想像してパソコンのディスプレイをじっと見つめるのです。

書くことは孤独です。黙々と文章を紡(つむ)ぐ独りきりの作業です。それでも、メッセージをきっと受け取ってくれる人がいる、と信じて記事を記すのです。

書くことは苦しいです。ゼロから文章を組み立ててゆく作業は決して楽ではありません。それでも、読み手の笑顔を期待してキイを叩くのです。

書くことは辛いです。書くことは孤独です。書くことは苦しいです。ですが、それにもかかわらず、読者に内容が伝わったことが判ると、このうえなく嬉しいのです。

読んでくれているまだ見ぬ読者を想像すると元気づけられます。執筆は子供の遊びではないので、初めから終わりまで楽しい愉しい、というふうにはゆきません。

そう、書くことは大人に許された知性的な営みなのであります。苦しくて、しかも楽しいアンビバレンツな作業なのであります。

さようなことは書き手でなくては心の底から実感できないことかも知れません。書き手にしか分からない特権かも知れません。

わたしは生きている限り、名古屋UP国語塾に生徒が集(つど)ってくれる限り、苦しくてしかも楽しいブログ執筆をつづけようと思います。

読者諸賢よ、これからも名古屋UP国語塾と本ブログの応援を是非よろしくお願いいたします。今日はこの辺りでキイを叩くのをやめにいたします。

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